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農業はじめて5年目になりました。これから僕たちが考えて行かなければいけない食の未来とは。
今回は種子法、種苗法についての考えを述べさせて頂きます。
この法案とは苗の自家採取を禁止する。自分の畑で採れた野菜の種を使って次の作付けする時期にその種を使う事を禁止する法案の事です。
今までは自家消費、農家に限ってはOKだったものを一切禁止するというものです。
農家は先祖代々その伝統を継承し、育種育苗の過程で商売してきたのです。
農家が苗を買わなければいけなくなれば、もちろん利益は圧迫されてしまいます。
ただでさえ薄利でやっている農家が多いのに、この法案によって今後どのような弊害が出てきてしまうのでしょうか。
それは農家を辞めざる終えない人達が増えてきます。
2018年に農業競争力強化支援法が可決されました。これが悪の始まりだった。
農家が意義を申し立てている内容としては2018年に農業競争力強化支援法が可決されました。
新品種の開発データを民間の企業に譲渡しなさいというものでした。
国が保有している品種を使う場合は2万円〜3万円ぐらいが相場です、民間になればこれを自由に設定でき、法外な金額で販売されてしまう可能性がああるのです。
今現在10倍の値段で販売している企業もあるようです。民間の企業が法外な価格で販売するのを制限する法案も必要になると思います。
賛成派の意見は種苗法はあまおうやシャインマスカットなどブランド力の高い種がの今現在海外に流出しています。
種の著作権を守りましょう、日本の輸出シェアを脅かす現状を保護するという名目な訳ですが、これが建前であるのは明らかです。
私達の食卓は外国産で溢れ、日本人の胃袋は外資企業の商売道具として使われる。
国内の9割が一般品種ですがそのうちの7割は外資系の企業が保有しています。
外資に加担し、日本のマーケットシェアを奪おうとする外資企業の言いなりとなった訳です。
野菜や果物は一般品種と登録品種の二種類に分別されます。
登録品種に関してはお金を支払って使わなければなりません。
そしてその登録品種はこの20年で20倍になっています。開発者は何もしなくてもお金が入ってきて、一生懸命作っている農家は利益を圧迫されていきます。
国内の9割が一般品種ですがそのうちの7割は外資系の企業が保有しているという事がどういう事なのか。
簡単に言えば今回の法案によって外資系企業にお金がお多く流れるというシステムです。
農水省は外資に加担し、日本の農家を殺す気でしょうか?
日本の自給率は現在40パーセントです。しかしその種と苗は外国産がほとんどなのです。日本人の胃袋は外国人の商売に使われています。
食を手放せば国力は落ちる。家畜になる選択肢を自ら選んだ日本。
人間が生きていく為には1次産業は必ず必要で、その根源である農家が不利になるような条件を与えるという事はあってはならないと思います。
そしてコロナで混乱しているここぞとばかりにこの法案はこっそりと可決されてしまいました。農家の方でさえ知らない人も沢山いるはずです。
こんな無謀で理不尽な法改正はありなのでしょうか?
今後さらに農業従事者は減り、農家は廃業に追い込まれ、野菜は国産の物ではなく、日本には輸入された野菜ばかりがスーパーに並ぶ時代がきます。
食糧を自国栽培出来ない国民は、餌を待つ家畜と同じです。食を他国にハンドリングされれば、国力は確実に落ちます。言う事を聞かなければ食糧を与えなければいいだけですから。
すなわち死にたくなければ我々の言う事を聞きなさいとなるわけです。
もちろん生きる為には食糧を奪われるわけにはいかないので言う事を聞くしかありません。
種苗法はそれほど大きな弊害をこの国にもたらします。
なぜそんな法案をこんな時に通したのか、、、
メディアがコロナに向いている今が法案を通すには最高チャンスだったのです。反対派の意見がなるべく目立たない今が好都合だったのです。
民主主義において、これ程までに卑怯極まりない手を使うとは。
金と利権に目がくらんだ人間の出来レースによって沢山の農家の人達が苦しみ、死んでいく日はこれから嫌でも訪れます。
そして外国から餌付けされる日本人はもはや家畜。
全てはアメリカや中国の都合の良い方に法律は書き換えられ、国土は侵略され、私達は居場所を失います。
道徳などこれっぽっちもありません。
昔しながらのじじばばが野菜を育て、物々交換していた心の通ったあの時代は失われます。
見渡す限り日本の土地は外国人のものになり、日本は移民を多く受け入れる時代が訪れます。このままいけば日本は日本でなくなります。
国内の賃金は下がり、仕事はAIや外国人労働者に代わり、失業者は更に増えます。
理不尽ですがこれがこの国の真実です。
必死に生きる人達の存在意義をこれ以上否定されるならば私達は戦わないといけません。
長くなりましたが、最後まで読んで頂き有難う御座います。
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