仮想通貨は今後どのように広がっていくのか。
仮想通貨と今世間では色々と話題になっていますね。
マウントゴックスのビットコイン事件と同等に世間を賑わせたコインチェック事件などハッキングや取引所の規制など、様々なニュースは数多く聞こえてきます。
こういったネガティブニュースが多い反面、仮想通貨の需要はどんどん広がっています。
果たして仮想通貨にはどんな可能性と期待があるのでしょうか?
ブロックチェーン技術への期待
仮想通貨の大きな特徴としてブロックチェーンの技術が期待させれています。
ブロックチェーンは取引を記録する技術で、外部から改ざんする事ごとても難しいです。
仮想通貨以外に不動産の登記や保険や証券の取引にも有効で、取引の履歴を簡単に記録できるところがメリットと言えます。
今後色々な方面で使われている技術になるでしょう。
世界はキャッシュレス化へ、海外送金の利便性
今後日本は高齢化になり資産を現物で保管しておくのも犯罪に発展しやすいという面でリスクになるでしょう。
そして海外への送金の早さも仮想通貨の魅了的な特徴の一つです。
これは世界的にも革命的な産物と言えるでしょう。どんどん世界はキャッシュレス化へと広がっていくでしょう。日本はその点で大きく出遅れていると思います。
今後紙幣をするなんて言葉も過去の遺産になってしまうのでしょうか?
ICOという資金調達のシステム
ICO(イニシャル・コイン・オファリング、仮想通貨技術を使った資金調達)とは、資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、独自のトークンを発行・販売し、資金調達する手段・プロセスのことを指します。
投資家にはトークンを購入してもらいますが、基本的に株のような議決権や配当など対価の支払いはありません。トークンセールなどとも呼ばれ、従来型の新株発行を利用したIPO(新規株式公開)とは異なる資金調達手段として注目を集めています。
一般的に企業が資金調達を行う場合、金融機関の借り入れか新株発行によって資金を調達します。
ICOの資金調達の魅力としては
(1) 出資者への配当は不要
(2)利払い負担がない
(3) 出資者に議決権は付与されず発行体は経営に関与されるリスクがない
(4)インターネットを介しグローバルな資金調達が可能
――といったメリットがもたらされるのです。
しかし問題点としては企業を評価する団体などが存在しないために、ホワイトぺーパーという目論見書を個人で確認しなくてはなりません。しかしこれらは英語表記のものも多く、内容も難しくなっています。素人が簡単に参入できるというものではないでしょう。