2018年香港に行ってみたら、予想以上に発展していた。その謎に迫高層ビルが立ち並び、高級なホテルも多くあります。
香港の経済成長の理由。
今回は10回目の香港毎回来る度に香港の成長を感じます。
近代化の建物と古びたマンションが立ち並ぶ独特の景色がそこにあります。
あのがちゃがちゃした街並みもアジアの風情が感じられ好きですが、、、
独特の匂いが鼻をさします。笑
現在、香港は、世界三大港のひとつと呼ばれるまでになりました。
アヘン戦争でイギリスの植民地になったのち、中国の巨大なバックボーンをもち、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ国際金融センターまで発展しました。
現在では多くの企業が香港に進出してきました。
香港は、北京、東京、上海、台北、シンガポールへのアクセスが、飛行機で 4 時間圏内という、地理的に東アジア・東南アジアを結ぶ中間点に位置しています。
このように利便性にも優れているのがこの国の特徴です。
香港に多くの人が集まるのもそういった理由なのでしょう。
香港の税金の安さの理由。
香港は行政が黒字経営です。
歳入のほうが歳出より多いのです。
消費税も関税もなく、
所得税率は一律15%(又は2%~17%の累進税率との選択)、
法人税率は16.5%。
このように国が安定しているので税金を多く徴収する必要がありません。
いずれも国が黒字なのは、
何よりも歳出が小さいことが理由のうちの一つです。
そして税制も日本より優遇されています。
このように富裕層や企業を積極的に誘致しているのが香港の特徴なのです。
カジノ大国マカオ。その規模、経済に与える影響は。
香港のGDPの約5割がカジノ収入によるものです。
税収の8割がカジノ産業によるものなのです。
【資料2】2013年〜2018年のマカオの年間カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・2013年:3607.49億マカオパタカ=約4兆9012億円(18.6%増)
・2014年:3515.21億マカオパタカ=約4兆7758億円(2.6%減)
・2015年:2308.40億マカオパタカ=約3兆1362億円(34.3%減)
・2016年:2232.10億マカオパタカ=約3兆0326億円(3.3%減)
・2017年:2657.43億マカオパタカ=約3兆6104億円(19.1%増)
・2018年:3028.46億マカオパタカ=約4兆1135億円(14.0%増)
*ベット資料より引用
2018年には約4兆1135億円を売上げています。
日本もカジノがオープンしたら大きく経済に影響を与えるかもしれません。