仲良しこよしで組織が出来上がるとその城は脆い。
ライバルや敵がいてこそ、その組織は強くなる。
仲良しこよしでやっていると本当に言いたい事が言えなかったり、衝突をさけるようになる。
刀も熱して叩きながら強固にするように組織も同じであろう。
その組織の中に扱いにくい部下や上司がいる事はとてもいい環境だと思う。
イエスマンばかりが集まると時に間違った方向に進みだすからだ。
意見はどんな立場からでもストレートに言い合える環境がベストだ。
その意見を通すために自分自身も発言力のある立場になろうと努力する。
上司が厳しいから嫌いだより上司が優しすぎで好きだの方が組織にとっては問題な気がする。
時に厳しくも正してくれる上司というのは絶対に必要だからだ。
そしてその中で育った人材もまた強い精神力を身に付ける事ができるからだ。
人は本当に真剣に相手事を思えば真剣に意見しようと思うだろう。
何も言われなくなったらもう終わりだと思った方がいい。
無関心こそがその人への最低評価の現れだ。
沢山怒られ意見されるのは評価されている証拠だと思った方がいい。
金八先生のドラマをみた事があるだろうか?
一人一人個性の強い集団の集まりでトラブルが絶えないが、最終的には強い団結力を発揮する。
仲良しこよしはプライベートで十分にすればいい。
会社や組織は戦場だと言い聞かせ、毎日をあえて試練の場とする事で人は成長できるのだと思う。
これが私の考える強い組織の作り方です。