生産から消費までのストーリー意識したものづくりで消費者の安全性を問う。カスタマーは今後トレーサビリティを重要視する。
今や時代は食べるもののコストパフォーマンスよりも、生産地や生産者などのストーリーに重要性をもつようになったのです。
ふるさと納税制度などもそのような形の表れなのです。
より品質の高いものに拘る傾向は我々日本人の本来の素質でもあります。
このように時代の変革を経て、消費者のニーズは変わり。
生産者の意識の向上につながっているのです。
またそれはこれからもより重要視され、それらは食文化だけではなく、様々な物事に飛散していくでしょう。
私は今農業を岐阜の田舎でやっていますが、今後はこのような現状を意識し、より付加価値を高めるパフォーマンスをしていかなくてはなりません。
やはりこのように、全てのものづくりにおいて、生産者の顔が分かり、そのストーリーを感じながら、そのものに触れるという事がとても大切なように思います。
今日、ただただ安価な海外の大量輸入が増えてきましたが、こういった中でも一つの価値やトレーサビリティを意識するユーザーがよりコアになってきたように感じます。
日本というこのものづくり大国に誇りをもち、そういったカルチャーがまた見直されているのではないでしょうか。
戦後から発展を遂げた日本の精神力と誠実さ。
これが今の日本を支えているのです。その事を忘れてはいけません。
その歴史を背負いものづくりの本質を考え、尚その上で私達はその想いを手に取らなければいけないのです。
プロフェッショナルとはその道を極めた人の事を言います。
そのプロフェッショナルは消費者の評価の上にある事を忘れてはいけないのです。
何かを極める事はとても困難な事ではありますが、しかしそれを成し遂げた先には大きな達成感が待っています。
その達成感を私達は常に貪欲に求めていかなければなりません。
生産と消費は常に隣り合わせにあるのです。